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淡々
ふりがな文庫
“淡々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あわあわ
34.4%
たんたん
28.1%
あは/\
15.6%
あはあは
12.5%
あっさり
6.3%
あわ/\
3.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あわあわ
(逆引き)
しかるに壮年の人よりこの涙を誘うもののうちにても、天外にそびゆる
高峰
(
たかね
)
の雪の
淡々
(
あわあわ
)
しく恋の夢路を
俤
(
おもかげ
)
に写したらんごときに
若
(
し
)
くものあらじ。
星
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
淡々(あわあわ)の例文をもっと
(11作品)
見る
たんたん
(逆引き)
俳人で大阪者といへば
宗因
(
そういん
)
、
西鶴
(
さいかく
)
、
来山
(
らいざん
)
、
淡々
(
たんたん
)
、
大江丸
(
おおえまる
)
などであるがこれ位では三府の一たる大阪の産物としてはちともの足らぬ気がする。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
淡々(たんたん)の例文をもっと
(9作品)
見る
あは/\
(逆引き)
「ふウむ」と侯爵は
葉巻
(
シガー
)
の
煙
(
けむ
)
よりも
淡々
(
あは/\
)
しき
鼻挨拶
(
はなあしらひ
)
、心は遠き坑夫より、直ぐ目の前の浜子の後姿にぞ傾くめり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
淡々(あは/\)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
あはあは
(逆引き)
淡々
(
あはあは
)
と火の見の
灯
(
ひ
)
あしたちにけりすぐろにほそき木のこずゑより
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
淡々(あはあは)の例文をもっと
(4作品)
見る
あっさり
(逆引き)
聞きとうのうても聞かさにゃ置かぬ、もう一度念のためだが、思い切って
応
(
うむ
)
といわないか。「
嫌否
(
いや
)
ですよ。「そうか、
淡々
(
あっさり
)
としたものだ。そんならこっちへ来な。 ...
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
淡々(あっさり)の例文をもっと
(2作品)
見る
あわ/\
(逆引き)
萬
(
よろ
)
づに
淡々
(
あわ/\
)
しき
女子
(
おなご
)
心
(
こゝろ
)
を
來
(
き
)
て
搖
(
ゆ
)
する
樣
(
やう
)
な
人
(
ひと
)
の
賞
(
ほ
)
め
詞
(
ことば
)
に、
思
(
おも
)
はず
赫
(
くわつ
)
と
上氣
(
じやうき
)
して、
昨日
(
きのふ
)
までは
打
(
うち
)
すてし
髮
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
つやらしう
結
(
むす
)
びあげ、
端折
(
はしおり
)
つゞみ
取上
(
とりあ
)
げて
見
(
み
)
れば、いかう
眉毛
(
まゆげ
)
も
生
(
は
)
えつゞきぬ
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
淡々(あわ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
々
3画
“淡”で始まる語句
淡
淡泊
淡紅色
淡紅
淡白
淡路
淡雪
淡海
淡墨
淡水
“淡々”のふりがなが多い著者
下村湖人
木下尚江
アントン・チェーホフ
蒲原有明
ギルバート・キース・チェスタートン
国木田独歩
二葉亭四迷
北原白秋
末吉安持
蘭郁二郎