“上氣”のいろいろな読み方と例文
新字:上気
読み方割合
じやうき40.0%
のぼ30.0%
のぼせ20.0%
じようき10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そばまどをあけて上氣じやうきしたかほひやしながらくらいそとをてゐると、一けんばかりの路次ろじへだててすぐとなりうちおなじ二かいまどから
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
眞夜中のことで、少し寢亂れてはをりますが、少しばかりの興奮に上氣のぼせて、年増女の仇つぽさは容易ならぬものがあります。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
りましたよ。昨日はすつかり上氣のぼせてしまつて、どんなことを申し上げたか、自分でもよくは覺えちや居ません。こんな性分の女ですから、勘辨してやつて下さい。惡い犬に吠えられたと思つて
むねはわくわくと上氣じようきして、うでもけられぬもんきわにさりとも見過みすごしがたき難義なんぎをさま/″\の思案しあんつくして、格子かうしあいだよりれをものいはずいだせば
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)