“上天氣”の読み方と例文
新字:上天気
読み方割合
じやうてんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此年(このとし)三の酉(とり)まで有(あ)りて中(なか)一日(にち)はつぶれしかど前後(ぜんご)の上天氣(じやうてんき)に大鳥神社(おほとりじんじや)の賑(にぎわ)ひすさまじく、此處(こゝ)かこつけに檢査塲(けんさば)の門(もん)より亂(みだ)れ入(い)る若人達(わかうどたち)の勢(いきほ)ひとては
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
秋日和(あきびより)と名(な)のつく程(ほど)の上天氣(じやうてんき)なので、徃來(わうらい)を行(ゆ)く人(ひと)の下駄(げた)の響(ひゞき)が、靜(しづ)かな町丈(まちだけ)に、朗(ほが)らかに聞(きこ)えて來(く)る。肱枕(ひぢまくら)をして軒(のき)から上(うへ)を見上(みあげ)ると、奇麗(きれい)な空(そら)が一面(いちめん)に蒼(あを)く澄(す)んでゐる。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)