“上気”のいろいろな読み方と例文
旧字:上氣
読み方割合
のぼ71.0%
じょうき17.4%
のぼせ10.1%
じやうき1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五十円などとはあまりの踏みつけ様だ、いくら自分が目利きでないからって、これ位の事は分ると栄蔵は上気せた顔をして反対した。
栄蔵の死 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ああ、三月ぶりで聞く先生の声です。小林君は上気した顔で名探偵をじっと見ながら、いっそう、そのそばへよりそいました。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
そこでかれはだれもかれを信ずるものがないのに失望してますます怒り、憤り、上気あがって、そしてこの一条を絶えず人に語った。
糸くず (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
四ツになつて雑巾掛をする時、井戸端で盥を前にして蹲踞む時、また重い物の上下しに上気したやうに頬を赤くする顔色などを見る時
人妻 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)