“淡海”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たんかい27.3%
あはうみ18.2%
あふみ18.2%
おうみ18.2%
タンカイ18.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
讃州さんしう志度の海女は、藤原淡海たんかい公のために龍王から面向不背めんかうふはいの珠を奪ひ還したといふ傳説のあるところ。
淡海たんかい公の孫、大織冠たいしよくくわんの曾孫藤氏南家の族長太宰、帥豊成、其第一嬢子だいいちぢやうしなる姫である。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
興福寺は淡海たんかい公の御願、藤氏累代るいだいの寺なり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
かを淡海あはうみひらけ鏡なす波のかゞやき。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
かを淡海あはうみひらけ鏡なす波のかゞやき。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
境を定め邦を開きて、ちか淡海あふみに制したまひ一二かばねを正し氏を撰みて、とほ飛鳥あすかしるしたまひき一三
相坂あふさかをうちでてれば淡海あふみ白木綿花しらゆふはななみたちわたる 〔巻十三・三二三八〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
淡海あふみうみ夕浪ゆふなみ千鳥ちどりけばこころもしぬにいにしへおもほゆ 〔巻三・二六六〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
若帶日子わかたらしひこの天皇、近つ淡海あふみ志賀しがの高穴の宮にましまして、天の下治らしめしき。
この短歌の意味は、相坂おうさか(逢坂)山を越えて、淡海おうみの湖水の見えるところに来ると、白木綿しらゆうで作った花のように白い浪が立っている、というので、大きい流動的な調子で歌っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
一首の意は、淡海おうみの湖に、その湖の夕ぐれの浪に、千鳥が群れ啼いている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
玉だすき 畝火うねびの山の 橿原かしはらの 日知ひじりの御代みよゆ あれましし 神のことごと つがの木の いやつぎつぎに あめの下 知ろしめししを そらみつ やまとをおきて 青によし 平山ならやま越えて いかさまに 思ほしけめか あまさかる ひなにはあれど 石走いわばしる 淡海おうみの国の ささなみの 大津の宮に 天の下 知ろしめしけむ すめろぎの 神のみことの 大宮は ここと聞けども 大殿は ここといえども かすみ立つ 春日はるひかきれる 夏草香なつくさか しげくなりぬる ももしきの大宮処おおみやどころ 見ればかなしも。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
最早くそこに心づいた、姫の祖父淡海タンカイ公などは、古き神祕を誇つて來た家職を、末代まで傳へる爲に、別に家を立てゝ中臣の名を保たうとした。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
最早くそこに心づいた、姫の祖父淡海タンカイ公などは、古き神祕を誇つて來た家職を、末代まで傳へる爲に、別に家を立てゝ中臣の名を保たうとした。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
淡海タンカイ公の孫、大織冠タイシヨククワンには曾孫。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
淡海タンカイ公の孫、大織冠タイシヨククワンには曾孫。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)