“淡海”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんかい27.3%
あふみ18.2%
タンカイ18.2%
おうみ18.2%
あはうみ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
讃州(さんしう)志度の海女は、藤原淡海(たんかい)公のために龍王から面向不背(めんかうふはい)の珠を奪ひ還したといふ傳説のあるところ。
或る時天皇、近つ淡海(あふみ)の國一に越え幸でましし時、宇遲野(うぢの)二の上に御立(みたち)して、葛野(かづの)三を望(みさ)けまして、歌よみしたまひしく
其寂寞たる光りの海から、高く抽(ヌキ)でゝ見える二上の山。淡海(タンカイ)公の孫、大織冠(タイシヨククワン)には曾孫。藤氏族長(トウシゾクチヨウ)太宰帥、南家(ナンケ)の豐成、其第一孃子(ダイイチヂヨウシ)なる姫である。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
この短歌の意味は、相坂(おうさか)(逢坂)山を越えて、淡海(おうみ)の湖水の見えるところに来ると、白木綿(しらゆう)で作った花のように白い浪が立っている、というので、大きい流動的な調子で歌っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
水薫(かを)る淡海(あはうみ)ひらけ鏡なす波のかゞやき。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)