“白木綿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しろもめん88.9%
しらゆう3.7%
しらゆふ3.7%
もめん3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“白木綿”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.2%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「なに、俺が、書いてやるのだ。白木綿しろもめんいて来い。——それから、大きな筆と、墨汁すみも、たっぷりと」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
白木綿しろもめんで巻かれたひつぎは、荒縄あらなわしばられて、多少の騒ぎと共に穴の中におろされた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「白木綿」はたえかじ(穀桑楮)の皮から作った白布、その白木綿しらゆうの如くに水の流れ落つる状態である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
この短歌の意味は、相坂おうさか(逢坂)山を越えて、淡海おうみの湖水の見えるところに来ると、白木綿しらゆうで作った花のように白い浪が立っている、というので、大きい流動的な調子で歌っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
白木綿しらゆふける海岸うみぎし
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
四十、五十のやくざでも着るような、藍万筋あいまんすじのこまかい単衣ひとえに、算盤絞そろばんしぼりの三尺を、ぐっと締め、おしりの上にチョッキリ結んで、手拭を吉原かぶり、わざと身幅みはばの狭いしたてですから、胸がはだけて、真新しい白木綿もめんの腹巻が、キリッと光って見えようというもの。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)