“もめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モメン
語句割合
木綿97.8%
木棉1.1%
白木綿1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらの貧乏人に渡るべきはずの木綿もめんの夜具がことごとく分捕って積み重ねてあるかといえば、決してそんなわけのものではない。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
骨ばって、痩せこけた深いくぼみが、薄い木棉もめんの着物の上からも判然はっきりとわかるのであった。
碧眼 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
藍万筋あいまんすじのこまかい単衣ひとえに、算盤絞そろばんしぼりの三尺を、ぐっと締め、おしりの上にチョッキリ結んで、手拭を吉原かぶり、わざと身幅みはばの狭いしたてですから、胸がはだけて、真新しい白木綿もめんの腹巻が
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)