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ユフ
ふりがな文庫
“ユフ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
ゆふ
語句
割合
木綿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木綿
(逆引き)
さすれば、十二旒の阿礼幡を元は、一本の竿頭から長く垂れたあまたの染め
木綿
(
ユフ
)
が、十二本の柄の
尖
(
サキ
)
に別れる様になつたと考へるのは順当な想像であらう。
幣束から旗さし物へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
地上に立てた所謂
一本薄
(
ヒトモトスヽキ
)
(郷土研究二の四)、さては川戸のさゝら荻にも、
榊葉
(
サカキバ
)
にも、
木綿
(
ユフ
)
しでにも、
樒
(
シキミ
)
の一つ花(一本花とも)の類にも惹かれよつたであらうが
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
尚かの兵庫式の文の後に、羅と幡とを樹てるに入用の
木綿
(
ユフ
)
や
黒葛
(
ツヾラ
)
は、大蔵の方で請ひ受けて来た様に書いてゐる。黒葛は物を
纏
(
マ
)
く為であり、木綿はとり垂でゝ神に献る物である。
幣束から旗さし物へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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