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『足柄の山水』
ふりがな文庫
『
足柄の山水
(
あしがらのさんすい
)
』
足柄山へとて、天野長川をつれて、新橋より汽車にのりけるが、何十度となく通過せる路なれば、送る水、迎ふる山、最早めづらしくも無し。地圖をひろげて見入りけるに、長川も同じく地圖をひろぐ。その地圖の裏面に細字にて書きならべたるを、何かと手に取りて …
著者
大町桂月
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
世附
(
よづく
)
洒水
(
しやすゐ
)
湯觸
(
ゆぶれ
)
玄倉
(
げんくら
)