“しろもめん”の漢字の書き方と例文
語句割合
白木綿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白木綿しろもめんの、古ぼけたカーテンのすき間から、硝子戸ガラスどごしに、大きな星がまたたいているのが、はっきり次郎の眼に映った。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
それは白木綿しろもめんで母がうてくれたのだが、かれはその胸のところに墨黒々と片仮名で「モクモク」と右から左に書いた。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
(いつも葛織きびらおりの帽をかぶり、白木綿しろもめん白麻しろあさの着物をまとい、素木しらき輿こし、或いは四輪の車に乗って押されてあるいた)
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)