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淡海
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あふみ
ふりがな文庫
“
淡海
(
あふみ
)” の例文
或る時天皇、近つ
淡海
(
あふみ
)
の國
一
に越え幸でましし時、
宇遲野
(
うぢの
)
二
の上に
御立
(
みたち
)
して、
葛野
(
かづの
)
三
を
望
(
みさ
)
けまして、歌よみしたまひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
もう一つのは、「我妹子に
淡海
(
あふみ
)
の
海
(
うみ
)
の、沖つ浪来寄す浜辺を、くれぐれと独ぞ我が来し、妹が目を欲り」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
境を定め邦を開きて、
近
(
ちか
)
つ
淡海
(
あふみ
)
に制したまひ
一二
、
姓
(
かばね
)
を正し氏を撰みて、
遠
(
とほ
)
つ
飛鳥
(
あすか
)
に
勒
(
しる
)
したまひき
一三
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
相坂
(
あふさか
)
をうち
出
(
い
)
でて
見
(
み
)
れば
淡海
(
あふみ
)
の
海
(
み
)
白木綿花
(
しらゆふはな
)
に
浪
(
なみ
)
たちわたる 〔巻十三・三二三八〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
かれ上にいへる若建の王、飯野の眞黒比賣に娶ひて生みませる子、
須賣伊呂大中
(
すめいろおほなか
)
つ
日子
(
ひこ
)
の王。この王、
淡海
(
あふみ
)
の
柴野入杵
(
しばのいりき
)
が女、柴野比賣に娶ひて生みませる子、
迦具漏
(
かぐろ
)
比賣の命。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
淡海
(
あふみ
)
の
海
(
うみ
)
夕浪
(
ゆふなみ
)
千鳥
(
ちどり
)
汝
(
な
)
が
鳴
(
な
)
けば
心
(
こころ
)
もしぬにいにしへ
思
(
おも
)
ほゆ 〔巻三・二六六〕 柿本人麿
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“淡海”で始まる語句
淡海公
淡海節
淡海路
淡海真人三船