“夕浪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆふなみ66.7%
ゆうなみ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淡海あふみうみ夕浪ゆふなみ千鳥ちどりけばこころもしぬにいにしへおもほゆ 〔巻三・二六六〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
夕浪ゆふなみみぬ、——さこそわれ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
一色の海岸にうち寄せる夕浪ゆうなみがやや耳に音高く響いて来て、潮煙のうちに、鎌倉の海岸線から江の島がまゆずみのやうにかすんでゐる。
蝙蝠 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)