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黛
ふりがな文庫
“黛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まゆずみ
67.4%
まゆ
20.9%
くろ
4.7%
たい
2.3%
いれずみ
2.3%
すみ
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まゆずみ
(逆引き)
吉原江戸町三丁目佐野槌屋の
抱
(
かか
)
え遊女
黛
(
まゆずみ
)
、美貌無双孝心篤く、父母の年忌に廓中そのほか出入りの者まで
行平鍋
(
ゆきひらなべ
)
を一つずつ施したり
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
黛(まゆずみ)の例文をもっと
(29作品)
見る
まゆ
(逆引き)
「そう……」と、さすがほっと
黛
(
まゆ
)
を夜空に
憩
(
いこ
)
わせた。星ばかりである。遠くには別府の火の手が海風にあおられているのが見えた。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黛(まゆ)の例文をもっと
(9作品)
見る
くろ
(逆引き)
三笠山は何か
後暗
(
うしろくら
)
い事でもしたやうに
黛
(
くろ
)
ずんだ春日の
杜影
(
もりかげ
)
に円い頭を
窄
(
すぼ
)
めて引つ込んでゐた。
無学なお月様
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
黛(くろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
たい
(逆引き)
尤
(
もっと
)
もコンナのはその中でも特別
誂
(
あつら
)
えの一例だがね……呉モヨ子は、
芬
(
ふん
)
夫人の心理を夢中遊行で繰り返すと同時に、その姉の
黛
(
たい
)
夫人が
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
黛(たい)の例文をもっと
(1作品)
見る
いれずみ
(逆引き)
私
(
わたし
)
は
海
(
うみ
)
の
空
(
そら
)
を
見
(
み
)
た。
輝
(
かゞや
)
く
如
(
ごと
)
きは
日本海
(
につぽんかい
)
の
波
(
なみ
)
であらう。
鞍掛山
(
くらかけやま
)
、
太白山
(
たいはくざん
)
は、
黛
(
いれずみ
)
を
左右
(
さいう
)
に
描
(
ゑが
)
いて、
來日
(
くるひ
)
ヶ峰
(
みね
)
は
翠
(
みどり
)
なす
額髮
(
ひたひがみ
)
を
近々
(
ちか/″\
)
と、
面
(
おも
)
ほてりのするまで、じり/\と
情熱
(
じやうねつ
)
の
呼吸
(
いき
)
を
通
(
かよ
)
はす。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
黛(いれずみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すみ
(逆引き)
弟の腕には、
牡丹
(
ぼたん
)
のような花が、
碧黒
(
あおぐろ
)
く
黛
(
すみ
)
を入れられてあった。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
黛(すみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
黛
漢検準1級
部首:⿊
16画
“黛”を含む語句
黛色
眉黛
粉黛
青黛
翠黛
青黛頭
遠黛
黛緑
黛子
黛女
青黛山寺鐘
青黛山如月寺縁起
青黛山如月寺
凝黛
翠黛紅顔
綺羅粉黛
紅裙翠黛
深黛色
林黛玉
“黛”のふりがなが多い著者
杉山萠円
吉川英治
橘外男
南方熊楠
谷崎潤一郎
薄田泣菫
長谷川時雨
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
徳田秋声