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まゆ
ふりがな文庫
“まゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
マユ
語句
割合
眉
88.5%
繭
9.2%
黛
1.6%
柳眉
0.2%
眉毛
0.2%
真油
0.2%
蛹
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眉
(逆引き)
と船長が
嗄
(
しゃが
)
れた声でプッスリと云った。同時に
眉
(
まゆ
)
の間と
頬
(
ほっ
)
ペタの
頸筋
(
くびすじ
)
近くに、新しい皴が二三本ギューと寄った。冷笑しているのだ。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
まゆ(眉)の例文をもっと
(50作品+)
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繭
(逆引き)
天井の真中には、
麻布
(
あさ
)
の袋でおおったシャンデリアがさがっているが、ひどい埃のために、まるで
蛹
(
さなぎ
)
の入っている
繭
(
まゆ
)
そっくりだ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
まゆ(繭)の例文をもっと
(50作品+)
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黛
(逆引き)
そのあかるい
黛
(
まゆ
)
が、ふと義貞に、ゆうべのある一ときに
顰
(
ひそ
)
めた黛を思い出させた。たましいは人形にうちこまれ、彼女は人間に返っている。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まゆ(黛)の例文をもっと
(9作品)
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▼ すべて表示
柳眉
(逆引き)
折々にさゞ波うつ
柳眉
(
まゆ
)
の如何なる愁ひやふくむらん、金をとかす此頃の暑さに、こちたき髮のうるさやと
洗
(
すま
)
しけるは今朝、おのづからの緑したゝらん計なるが肩にかゝりて
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
まゆ(柳眉)の例文をもっと
(1作品)
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眉毛
(逆引き)
頤
(
あご
)
を首飾りの中につき込み、目には緑色の
琥珀絹
(
こはくぎぬ
)
で縁
覆
(
おお
)
いした緑色の
眼鏡
(
めがね
)
をかけ、髪は額の上に平らになでつけられて
眉毛
(
まゆ
)
の所まで下がり、イギリスの上流社会の御者がつけてる
鬘
(
かつら
)
のようだった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
まゆ(眉毛)の例文をもっと
(1作品)
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真油
(逆引き)
「よし、我は
爾
(
なんじ
)
に勝とう。」と一人がいった。それは反絵に倒された兵士の
真油
(
まゆ
)
であった。彼は立ち上ると、血のついた
角髪
(
みずら
)
で反絵の腹をめがけて突進した。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
まゆ(真油)の例文をもっと
(1作品)
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蛹
(逆引き)
最始
(
さいしょ
)
の博物学者は
蛅蟖
(
けむし
)
の変じて
蛹
(
まゆ
)
と成りしときは生虫の死せしと思いしならん、他日美翼を翻えし日光に逍遙する
蛾
(
ちょう
)
はかつて地上に
匍匐
(
ほふく
)
せし
見悪
(
みに
)
くかりしものなりとは信ずることの難かりしならん。
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
まゆ(蛹)の例文をもっと
(1作品)
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