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蛹
ふりがな文庫
“蛹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さなぎ
92.3%
うじ
3.8%
まゆ
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さなぎ
(逆引き)
天井の真中には、
麻布
(
あさ
)
の袋でおおったシャンデリアがさがっているが、ひどい埃のために、まるで
蛹
(
さなぎ
)
の入っている
繭
(
まゆ
)
そっくりだ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
蛹(さなぎ)の例文をもっと
(24作品)
見る
うじ
(逆引き)
日を経て悪臭数里に漂ひ人の初てこれを知るや、死屍既に腐爛して性の陰陽を弁ぜず、眼球頭髪倶に脱落して
蛹
(
うじ
)
雲集せしといふ。当世の才子佳人これを伝唱して以て絶代の佳話となす。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
蛹(うじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まゆ
(逆引き)
最始
(
さいしょ
)
の博物学者は
蛅蟖
(
けむし
)
の変じて
蛹
(
まゆ
)
と成りしときは生虫の死せしと思いしならん、他日美翼を翻えし日光に逍遙する
蛾
(
ちょう
)
はかつて地上に
匍匐
(
ほふく
)
せし
見悪
(
みに
)
くかりしものなりとは信ずることの難かりしならん。
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
蛹(まゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蛹”の解説
蛹(さなぎ)は、昆虫のうち完全変態をする仲間(完全変態亜節に分類される種類)が成虫になる寸前にとる、成虫に似た形で、ほとんど動かない一時期をさす。
(出典:Wikipedia)
蛹
漢検1級
部首:⾍
13画
“蛹”を含む語句
蛹虫
蚕蛾蛹
蛹踊
“蛹”のふりがなが多い著者
内村鑑三
ニコライ・ゴーゴリ
ロマン・ロラン
槙本楠郎
木村荘八
南方熊楠
丘浅次郎
蒲原有明
中島敦
徳田秋声