“マヨ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:まよ
語句割合
眞夜40.0%
20.0%
真夜20.0%
魔除20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晝すら眞夜マヨに等しい、御帳臺ミチヤウダイのあたりにも、尊いみ聲は、昭々セウヽヽと珠を搖る如く響いた。物わきまへもない筈の、八歳の童女が感泣した。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
をとめのマヨひきの国。たまくしげ輝く国。こもまくらあるタク新羅の国を、丹波ニナミけ給ひマツロへ給はむ。
昼すら真夜マヨに等しい、御帳台ミチヤウダイのあたりにも、尊いみ声は、昭々セウセウと珠を揺る如く響いた。物わきまへもない筈の、八歳の童女が感泣した。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一体人間の形代たる撫物ナデモノは、すぐさま川なり、辻なりに棄つべき筈なるに、保存して置いて魔除マヨけ・厄除ヤクヨけに用ゐるといふのは、一円合点の行かぬ話であるが
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)