“真夜”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞夜
読み方割合
しんや50.0%
まよ33.3%
マヨ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の周囲には四季の花が馥郁ふくいくと匂う日が続くかと思うと、真夜しんやに誰もいないホテルをうろつくこと
歪んだ夢 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
昼すら真夜まよに等しい、御帳台みちょうだいのあたりにも、尊いみ声は、昭々しょうしょうたまを揺る如く響いた。物わきまえもない筈の、八歳の童女が感泣した。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
昼すら真夜マヨに等しい、御帳台ミチヤウダイのあたりにも、尊いみ声は、昭々セウセウと珠を揺る如く響いた。物わきまへもない筈の、八歳の童女が感泣した。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)