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馥郁
ふりがな文庫
“馥郁”の読み方と例文
読み方
割合
ふくいく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくいく
(逆引き)
神田お
臺所町
(
だいどころまち
)
、これから親分の錢形平次の家へ朝詣りに行かうといふところで、八五郎は
馥郁
(
ふくいく
)
たる年増に抱きつかれてしまひました。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
馥郁
(
ふくいく
)
として沈香入りの練り炭が
小笠原流
(
おがさわらりゅう
)
にほどよくいけられ、今は、ただもうそのお来客と城主伊豆守のご入来を待つばかりでした。
右門捕物帖:03 血染めの手形
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
この部屋も、あの広間と同じように、窓という窓が一ぱい開け放してあって、ポプラや紫
丁香花
(
はしどい
)
や薔薇の匂いが
馥郁
(
ふくいく
)
と香っていた。
接吻
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
馥郁(ふくいく)の例文をもっと
(87作品)
見る
“馥郁”の意味
《名詞》
よい香りがすること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
馥
漢検1級
部首:⾹
18画
郁
漢検準1級
部首:⾢
9画
“馥”で始まる語句
馥
馥柯羅摩訶秩多
検索の候補
天地馥郁
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野村胡堂