トップ
>
ふくいく
ふりがな文庫
“ふくいく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
馥郁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馥郁
(逆引き)
おのずから
馥郁
(
ふくいく
)
たるものでありたいと思います、詩情というものが、人間の深い理性の響から輝きかえって来るものであること
獄中への手紙:08 一九四一年(昭和十六年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
それには何ともいえない明るいこぼるるばかりの色気というか、愛嬌というか、触らば落ちん風情が
馥郁
(
ふくいく
)
と滲み溢れてきていた。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
日向
(
ひなた
)
の土の窪んだところに、雞が寝て砂を浴びている。あたりにある梅が
馥郁
(
ふくいく
)
たる香を放っている、というようなところらしい。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
ふくいく(馥郁)の例文をもっと
(87作品)
見る