“額髮”の読み方と例文
新字:額髪
読み方割合
ひたひがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ときに、若旦那わかだんなて、つゆうるししたるごとき、ぱつちりとしたひとみかへして、額髮ひたひがみはら/\といろめつゝ、流眄ながしめ莞爾につこりした。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
つのさへみゆる額髮ひたひがみ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
わたしうみそらた。かゞやごときは日本海につぽんかいなみであらう。鞍掛山くらかけやま太白山たいはくざんは、いれずみ左右さいうゑがいて、來日くるひヶ峰みねみどりなす額髮ひたひがみ近々ちか/″\と、おもほてりのするまで、じり/\と情熱じやうねつ呼吸いきかよはす。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)