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額越
ふりがな文庫
“額越”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひたいご
36.8%
ひたひごし
21.1%
ひたいごし
15.8%
ひたひご
15.8%
ひたえごし
5.3%
ひたえご
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひたいご
(逆引き)
「いませんか……」と眼八が、ダメを押して
額越
(
ひたいご
)
しに相手を見つめた。ひょいと、その眼光りが変ったのを自分でも気がついて
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
額越(ひたいご)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひたひごし
(逆引き)
世間話を二つ三つしたが、油井は「は、は。」と謹んで挨拶して、煙草ばかり吹いて居る。妹は勿論一言も云はぬ。
額越
(
ひたひごし
)
に兄の気色を
窺
(
うかゞ
)
つて見る。
茗荷畠
(新字旧仮名)
/
真山青果
(著)
額越(ひたひごし)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひたいごし
(逆引き)
真中
(
まんなか
)
に、
尖
(
とが
)
った
銀杏返
(
いちょうがえし
)
で胸を突出しながら、
額越
(
ひたいごし
)
に
熟
(
じっ
)
とこちらを
視
(
み
)
たのは、
昨日
(
きのう
)
のお久という人で、その
両傍
(
りょうわき
)
から躍り出した二人の少年が
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
額越(ひたいごし)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ひたひご
(逆引き)
與吉
(
よきち
)
はそれでも
窪
(
くぼ
)
んだ
目
(
め
)
を
蹙
(
しが
)
めて
居
(
ゐ
)
る
卯平
(
うへい
)
がまだこそつぱくて
指
(
ゆび
)
の
先
(
さき
)
で
下唇
(
したくちびる
)
を
口
(
くち
)
の
中
(
なか
)
へ
押
(
お
)
し
込
(
こ
)
むやうにしながら
額越
(
ひたひご
)
しに
卯平
(
うへい
)
を
見
(
み
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
額越(ひたひご)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひたえごし
(逆引き)
紳士は
俄然
(
がぜん
)
大口を
開
(
あ
)
いて肩を揺ッてハッハッと笑い出し、丸髷の夫人も
口頭
(
くちもと
)
に
皺
(
しわ
)
を寄せて笑い出し、束髪の令嬢もまた
莞爾
(
にっこり
)
笑いかけて、急に袖で口を
掩
(
おお
)
い、
額越
(
ひたえごし
)
に昇の貌を眺めて眼元で笑った。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
額越(ひたえごし)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひたえご
(逆引き)
かと思うとフト口を
鉗
(
つぐ
)
んで
真面目
(
まじめ
)
に成ッて、
憶出
(
おもいだ
)
したように
額越
(
ひたえご
)
しに文三の顔を
眺
(
なが
)
めて、笑うでも無く笑わぬでもなく、不思議そうな
剣呑
(
けんのん
)
そうな奇々妙々な
顔色
(
がんしょく
)
をする。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
額越(ひたえご)の例文をもっと
(1作品)
見る
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“額”で始まる語句
額
額縁
額際
額部
額髪
額田
額堂
額口
額田王
額風呂
“額越”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
二葉亭四迷
島崎藤村
泉鏡花
長塚節
中里介山
吉川英治
森鴎外
芥川竜之介
野村胡堂