トップ
>
粉黛
ふりがな文庫
“粉黛”の読み方と例文
読み方
割合
ふんたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんたい
(逆引き)
初更
(
しよかう
)
に
至
(
いた
)
るや、
病
(
や
)
める
妻
(
つま
)
なよやかに
起
(
お
)
きて、
粉黛
(
ふんたい
)
盛粧
(
せいしやう
)
都雅
(
とが
)
を
極
(
きは
)
め、
女婢
(
こしもと
)
をして
件
(
くだん
)
の
駿馬
(
しゆんめ
)
を
引出
(
ひきいだ
)
させ、
鞍
(
くら
)
を
置
(
お
)
きて
階前
(
かいぜん
)
より
飜然
(
ひらり
)
と
乘
(
の
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いささか
粉黛
(
ふんたい
)
を施し、いささか彩色を加えていて、上品な皮肉をたたえ、媚態に富み、崇拝に価する——そういう婦人たちのだれかに。
神の剣
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
今なら女優というような
眩
(
まぶ
)
しい
粉黛
(
ふんたい
)
を凝らした島田夫人の美装は行人の眼を集中し、番町女王としての艶名は隠れなかった。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
粉黛(ふんたい)の例文をもっと
(18作品)
見る
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
黛
漢検準1級
部首:⿊
16画
“粉”で始まる語句
粉
粉雪
粉微塵
粉本
粉砕
粉薬
粉々
粉末
粉飾
粉韲
検索の候補
綺羅粉黛
“粉黛”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
高山樗牛
橘外男
パウル・トーマス・マン
吉川英治
内田魯庵
高浜虚子
中島敦
泉鏡太郎
谷崎潤一郎