トップ
>
粉薬
ふりがな文庫
“粉薬”のいろいろな読み方と例文
旧字:
粉藥
読み方
割合
こぐすり
76.9%
こなぐすり
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こぐすり
(逆引き)
かぢ「おう/\大層黒血が流れる、私の
宅
(
うち
)
はツイ一軒
隔
(
お
)
いて隣だが、
直
(
すぐ
)
に癒る
宜
(
い
)
い
粉薬
(
こぐすり
)
が
他処
(
よそ
)
から貰って来てあるから宅へおいで」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
細い
小路
(
こうじ
)
を突き抜けると、支那町の真中へ出た。妙な
臭
(
におい
)
がする。
先刻
(
さっき
)
から胸が痛むのでポッケットから、
粉薬
(
こぐすり
)
を出して飲もうとするがあいにく水がない。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
粉薬(こぐすり)の例文をもっと
(10作品)
見る
こなぐすり
(逆引き)
『ええ、そうですわ』と
遂
(
つい
)
に君江は答えた。そこで私は云った。『煙草にあの白い
粉薬
(
こなぐすり
)
を載せて火を
点
(
つ
)
ける。それでいいのだろう』君江は黙って
肯
(
うなず
)
いた
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
T君は雑嚢から解熱剤の白い
粉薬
(
こなぐすり
)
を出して、その用法を説明してあたえると、老人は地にひざまずいて押し戴いた。それをみていて、僕はひどく気の毒になった。
青蛙堂鬼談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
粉薬(こなぐすり)の例文をもっと
(3作品)
見る
“粉薬”の意味
《名詞》
粉薬(ふんやく、こなぐすり、こぐすり)
粉末状になった薬。粉剤。散剤。
(出典:Wiktionary)
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
“粉”で始まる語句
粉
粉雪
粉微塵
粉本
粉砕
粉黛
粉々
粉末
粉飾
粉韲
検索の候補
其粉薬
“粉薬”のふりがなが多い著者
アルツール・シュニッツレル
三遊亭円朝
徳田秋声
夏目漱石
薄田泣菫
石川啄木
岡本綺堂
国枝史郎
永井荷風
海野十三