“粉微塵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こなみじん84.4%
こみじん6.3%
こなみぢん6.3%
ごなみぢん3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、とに大空を行くのだから、落つれば一堪りもなく、粉微塵に成ると覚悟して、風を切る黒き帆のやうな翼の下に成るがまゝに身をすくめた。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
みごとに粉微塵となった末、煮え返るような色を起してを吹くのが常であったが、たまにはれたなり石垣の上を流れ越えて、ざっと内側へ落ち込んだりする大きいのもあった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それに内側へ落ちた瓦のこはれやうもひど過ぎますよ。柔かい土の上へ落ちた瓦が、あんなに粉微塵になるものですか
粉微塵に粉碎されてしまふのだと思つてゐたこと、だからこれだけはたとへ殺されても言ふまいと自分に誓つてゐたことを、この老婆に依つて、みんなり出された。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)