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粉微塵
ふりがな文庫
“粉微塵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こなみじん
85.3%
こみじん
5.9%
こなみぢん
5.9%
ごなみぢん
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こなみじん
(逆引き)
が、とに
角
(
かく
)
大空を行くのだから、落つれば
一堪
(
ひとたま
)
りもなく、
粉微塵
(
こなみじん
)
に成ると覚悟して、風を切る黒き帆のやうな翼の下に成るがまゝに身をすくめた。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
粉微塵(こなみじん)の例文をもっと
(29作品)
見る
こみじん
(逆引き)
みごとに
粉微塵
(
こみじん
)
となった末、煮え返るような色を起して
空
(
くう
)
を吹くのが常であったが、たまには
崩
(
くず
)
れたなり石垣の上を流れ越えて、ざっと内側へ落ち込んだりする大きいのもあった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
粉微塵(こみじん)の例文をもっと
(2作品)
見る
こなみぢん
(逆引き)
それに内側へ落ちた瓦のこはれやうもひど過ぎますよ。柔かい土の上へ落ちた瓦が、あんなに
粉微塵
(
こなみぢん
)
になるものですか
銭形平次捕物控:173 若様の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
粉微塵(こなみぢん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ごなみぢん
(逆引き)
粉微塵
(
ごなみぢん
)
に粉碎されてしまふのだと思つてゐたこと、だからこれだけはたとへ殺されても言ふまいと自分に誓つてゐたことを、この老婆に依つて、みんな
搾
(
しぼ
)
り出された。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
粉微塵(ごなみぢん)の例文をもっと
(1作品)
見る
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“粉”で始まる語句
粉
粉雪
粉本
粉砕
粉黛
粉薬
粉々
粉末
粉飾
粉韲
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“粉微塵”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
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中里介山