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木端微塵
ふりがな文庫
“木端微塵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こっぱみじん
92.9%
こつぱみぢん
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こっぱみじん
(逆引き)
善良なる村の紳士淑女も、秀才も、
涎
(
よだれ
)
くりも、
木端微塵
(
こっぱみじん
)
でありました。
周章狼狽
(
しゅうしょうろうばい
)
、右往左往に逃げ散ります、
蜘蛛
(
くも
)
の子を散らすが如く。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
忽
(
たちま
)
ち
轟音
(
ごうおん
)
とともに自動車が猛煙につつまれた。人々はことごとく
木端微塵
(
こっぱみじん
)
になっている。それなのに、彼だけがひとり不思議に助かっている。
冬日記
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
木端微塵(こっぱみじん)の例文をもっと
(13作品)
見る
こつぱみぢん
(逆引き)
見ろ。向うにある眞つ黒なのは
焔硝樽
(
えんせうだる
)
だ。あの中に投り込めば、俺もお前も、この物置も、
木端微塵
(
こつぱみぢん
)
に吹き飛ばされた上、百樽の毒藥は、神田上水の
大樋
(
おほどひ
)
の中に流れ込むぞ——
銭形平次捕物控:011 南蛮秘法箋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
木端微塵(こつぱみぢん)の例文をもっと
(1作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
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原民喜
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宮本百合子