“こつぱみぢん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木葉微塵75.0%
木端微塵25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その代りお前の名前を譫言うはごとに言つて居るあの娘は、この御殿と一緒に木葉微塵こつぱみぢんくだけ散るよ。好い氣味だ、——あれはお前の情人いろだらう。知らなくつてさ、——お、もう口火は燃えきつた。
白雲はくうんひくび、狂瀾きやうらんてんをど印度洋上インドやうじやう世界せかい大惡魔だいあくまかくれなき七せき大海賊船だいかいぞくせんをば、木葉微塵こつぱみぢん粉韲うちくだいたるわが帝國軍艦ていこくぐんかん」と、神出鬼沒しんしゆつきぼつ電光艇でんくわうていとは、いまげんをならべて
見ろ。向うにある眞つ黒なのは焔硝樽えんせうだるだ。あの中に投り込めば、俺もお前も、この物置も、木端微塵こつぱみぢんに吹き飛ばされた上、百樽の毒藥は、神田上水の大樋おほどひの中に流れ込むぞ——