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木葉微塵
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こつぱみぢん
ふりがな文庫
“
木葉微塵
(
こつぱみぢん
)” の例文
「いや、ある。地中海の
駆逐隊
(
くちくたい
)
へ送る分が二十発ばかり積み込んである。しかも大型の二十一インチだからね。補助巡洋艦なんか、こいつを一発くらへば、
木葉微塵
(
こつぱみぢん
)
だ。」
怪艦ウルフ号
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
『それに
就
(
つ
)
けても、
惡
(
にく
)
む
可
(
べ
)
きは
海賊船
(
かいぞくせん
)
の
振舞
(
ふるまひ
)
、かゝる
惡逆無道
(
あくぎやくむだう
)
の
船
(
ふね
)
は、
早晩
(
はやかれおそかれ
)
木葉微塵
(
こつぱみぢん
)
にして
呉
(
く
)
れん。』と、
明眸
(
めいぼう
)
に
凛乎
(
りんこ
)
たる
光
(
ひかり
)
を
放
(
はな
)
つと、
聽
(
き
)
く
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は、プイと
躍立
(
とびた
)
つて。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
その代りお前の名前を
譫言
(
うはごと
)
に言つて居るあの娘は、この御殿と一緒に
木葉微塵
(
こつぱみぢん
)
に
碎
(
くだ
)
け散るよ。好い氣味だ、——あれはお前の
情人
(
いろ
)
だらう。知らなくつてさ、——お、もう口火は燃えきつた。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
白雲
(
はくうん
)
は
低
(
ひく
)
く
飛
(
と
)
び、
狂瀾
(
きやうらん
)
天
(
てん
)
に
跳
(
をど
)
る
印度洋上
(
インドやうじやう
)
、
世界
(
せかい
)
の
大惡魔
(
だいあくま
)
と
世
(
よ
)
に
隱
(
かく
)
れなき七
隻
(
せき
)
の
大海賊船
(
だいかいぞくせん
)
をば、
木葉微塵
(
こつぱみぢん
)
に
粉韲
(
うちくだ
)
いたる
我
(
わが
)
帝國軍艦
(
ていこくぐんかん
)
「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」と、
神出鬼沒
(
しんしゆつきぼつ
)
の
電光艇
(
でんくわうてい
)
とは、
今
(
いま
)
や
舷
(
げん
)
をならべて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“木葉”で始まる語句
木葉
木葉船
木葉葺
木葉猿
木葉舟
木葉隠
木葉武者
木葉隠身