“周章狼狽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうしょうろうばい54.2%
あわてふためき12.5%
しうしやうらうばい12.5%
あわてふためい4.2%
どぎまぎ4.2%
あはてまは4.2%
あわてふため4.2%
しうしようらうばい4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
善良なる村の紳士淑女も、秀才も、くりも、木端微塵でありました。周章狼狽、右往左往に逃げ散ります、蜘蛛の子を散らすが如く。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しもず突殺す故馬士仰天なしんと爲すを一人の旅人飛蒐て是をも切殺すに供の男は周章狼狽をも見ずして迯歸りける故て盜賊は荷繩
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
能因法師は、茶店のハチといふ飼犬に吠えられて、周章狼狽であつた。その有様は、いやになるほど、みつともなかつた。
富嶽百景 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
も、も、一時顛倒するに、黒煙パツと立昇る。猛獸羣不意いて、周章狼狽せる。
トあせるばかりでみ文句は以上見附からず、そしてお勢を視れば、お文三の顔を凝視めている……文三は周章狼狽とした……
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
とでもしあるとしたならば、れもそれにがついてゐないんだわ——そのへがないため、どのなが秩序なく周章狼狽るかれないのよ、へば競技場くのには
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
加十はそれが、急げ急げと阿鶴が合図するのだと思うからいよいよもって周章狼狽
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
火夫船丁等周章狼狽もない、其内乘客※半睡眠よりめて、何事ぞと甲板でんとするを、邪魔だ/\と昇降口より追返さんとく二三船員える。