“火夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かふ71.4%
くわふ28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の汽車から、火夫かふが一人おりていきました。見ると、むこうの汽車からも火夫かふが一人おりてきます。両方りょうほうからやっていきました。
ばかな汽車 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
いい気持で、睡っていた船員や火夫かふ達は、一人のこらずたたき起され、救助隊が編成せられ、衛生材料があるだけ全部船長室に並べられた。
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さら驚愕おどろいたのは、船橋せんけう船長せんちやう後甲板こうかんぱん一等運轉手いつとううんてんしゆ二等運轉手にとううんてんしゆ三等運轉手さんとううんてんしゆ水夫すゐふ火夫くわふ見張番みはりばん一同いちどう顏色がんしよくうしなつて、船首甲板せんしゆかんぱんかたはしつてた。
大船おほふね火夫くわふ、いさなとり
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)