“狼狽方”の読み方と例文
読み方割合
まごつきかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可哀相なは慎次で、四五枚の札も守り切れず、イザとなると可笑をかしい身振をして狼狽まごつく。それを面白がつたのはあによめの清子と静子であるが、其狼狽方まごつきかた故意わざとらしくも見えた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
可哀想なは愼次で、四五枚の札も守り切れず、イザとなると可笑しい身振をして狼狽まごつく。それを面白がつたのは嫂の清子と靜子であるが、其狼狽方まごつきかた故意わざとらしくも見えた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)