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粉微塵
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こみじん
ふりがな文庫
“
粉微塵
(
こみじん
)” の例文
みごとに
粉微塵
(
こみじん
)
となった末、煮え返るような色を起して
空
(
くう
)
を吹くのが常であったが、たまには
崩
(
くず
)
れたなり石垣の上を流れ越えて、ざっと内側へ落ち込んだりする大きいのもあった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
口でこそそれとは言わんが、明らかにおれを
凌辱
(
りょうじょく
)
した。おのれ見ろ。見事おれの手だまに取って、こん
粉微塵
(
こみじん
)
に打ち砕いてくれるぞ。見込んだものを人に取らして、指をくわえているおれではない。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
粉微塵
(
こみじん
)
に破壊する予告のごとく思われた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“粉”で始まる語句
粉
粉雪
粉本
粉砕
粉黛
粉薬
粉々
粉末
粉飾
粉韲