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後暗
ふりがな文庫
“後暗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うしろぐら
65.2%
うしろくら
13.0%
うしろめた
13.0%
あとくら
4.3%
うしろぐれ
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろぐら
(逆引き)
前後の事情から考えて見てもこの疑問の渡欧費は全部が本屋から調達したのでなくとも、
後暗
(
うしろぐら
)
い金の
出場
(
でば
)
が別にあったとは思われない。
最後の大杉
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
後暗(うしろぐら)の例文をもっと
(15作品)
見る
うしろくら
(逆引き)
三笠山は何か
後暗
(
うしろくら
)
い事でもしたやうに
黛
(
くろ
)
ずんだ春日の
杜影
(
もりかげ
)
に円い頭を
窄
(
すぼ
)
めて引つ込んでゐた。
無学なお月様
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
後暗(うしろくら)の例文をもっと
(3作品)
見る
うしろめた
(逆引き)
祖母
(
としより
)
の
傍
(
そば
)
でも、小さな弟と一所でも、胸に思うのも
憚
(
はばか
)
られる。……寝て一人の時さえ、夜着の袖を
被
(
かぶ
)
らなければ、心に描くのが
後暗
(
うしろめた
)
い。……
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
後暗(うしろめた)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
あとくら
(逆引き)
廓
(
くるわ
)
にて
若
(
わか
)
い者と云私し宅に五ヶ年の間
相勤
(
あひつと
)
めます中少しも
後暗
(
あとくら
)
きこともなく實に
正直
(
しやうぢき
)
正路
(
しやうろ
)
の者なりと言ければ大岡殿は其傳吉事
奉公
(
ほうこう
)
中給金其外にて百五十兩程
貯
(
たくはへ
)
其元
(
そのもと
)
へ預け歸國の節
持返
(
もちかへ
)
りしと申が然樣成や四郎左衞門如何にも五ヶ年の内に
私
(
わたく
)
しへ百廿兩
預
(
あづ
)
け置歸國の
節
(
せつ
)
其金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
後暗(あとくら)の例文をもっと
(1作品)
見る
うしろぐれ
(逆引き)
「はて、そのほかには、別に人に聞かれて
後暗
(
うしろぐれ
)
えようなことをした覚えはねえのだが」
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
後暗(うしろぐれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後暗”のふりがなが多い著者
小寺菊子
作者不詳
泉鏡太郎
内田魯庵
夏目漱石
薄田泣菫
泉鏡花
中里介山
永井荷風
菊池寛