“相勤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あひつと25.0%
あひつとめ25.0%
あいつと25.0%
あひつとむ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糺し參べしまん一澤の井の宿榎本屋三藏方にてわかかね候はゞ和歌山在西家村の神職伊勢の娘菊と申す者加納將監かたに十四五年も相勤あひつとめ居候由成ば此者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御退おしりぞけ下さるべしと言るゝに伊豆守殿顏色がんしよくかへ是れ越前其方は役柄やくがらをも相勤あひつとめ候へば斯程かほどの事はわきまへ居るべし老中らうぢうの公用人は目付代めつけかはりなり役屋敷やくやしきに於て密談みつだん致す事は元より御法度ごはつとなりと申さるゝを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御当所は繁華にまさる御名地とうけたまわり、名ある諸芸人、入れかわり立ちかわり、芸に芸当を取りつくしたるそのあとに、みじくなる我々どもがまかりいで、相勤あいつとめまする極彩色写絵ごいさいしきうつしえ
顎十郎捕物帳:15 日高川 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
相勤あひつとむる身分なればわきまへ居候へども只々天下の御爲國家の大事と存じいさゝか忠義と心得候へば何卒なにとぞまげ御身分おみぶん調しらべの事一おう越前へ御許し下されたしとおして願ひ申されける此時松平左近將監殿仰せらるには是越前其方は重役共の吟味を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)