“其元”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そこもと50.0%
そのもと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神代の句は守武神主もりたけかんぬし身分相応に情の奇なる処御座候、俵は其元そこもと相応に姿の妙なる処有之これあり候、別而べっして歳旦歳暮不相応なるは名句にても感慨なきものに候
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
くるわにてわかい者と云私し宅に五ヶ年の間相勤あひつとめます中少しも後暗あとくらきこともなく實に正直しやうぢき正路しやうろの者なりと言ければ大岡殿は其傳吉事奉公ほうこう中給金其外にて百五十兩程たくはへ其元そのもとへ預け歸國の節持返もちかへりしと申が然樣成や四郎左衞門如何にも五ヶ年の内にわたくしへ百廿兩あづけ置歸國のせつ其金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)