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『無学なお月様』
ふりがな文庫
『
無学なお月様
(
むがくなおつきさま
)
』
野尻精一氏は奈良女子高等師範の校長である。東京にゐる頃にはさうも思はなかつたが、住むでみると奈良は景色がよく、景色がよくないところには定つて古蹟があつて、遊ぶには恰好な土地だなと野尻氏は思つた。それにつけて、かういふ結構な土地に来て、鹿のや …
著者
薄田泣菫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
噛
(
しが
)
方
(
ぽう
)
尾
(
ぽ
)
外
(
そ
)
尻
(
し
)
景色
(
けいしよく
)
黛
(
くろ
)
天
(
あま
)
定
(
きま
)
後
(
のち
)
後暗
(
うしろくら
)
晩餐
(
ばんめし
)
茶羅
(
ちやら
)
傾
(
かし
)
杜
(
もり
)
杜影
(
もりかげ
)
珈琲
(
コーヒー
)
窄
(
すぼ
)
覗
(
のぞ
)