“たんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タンカイ
語句割合
譚海53.3%
坦懐26.7%
淡海20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雑誌「譚海たんかい」を主宰して、継続しながら九年間、私の作品を載せてくれ、ともすれば男の子ばかりになりたがる私の作品を
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
わしも、思っているところを虚心坦懐たんかいに申しますから、君も、遠慮なさらず率直に、なんでも言って下さい。
新ハムレット (新字新仮名) / 太宰治(著)
淡海たんかい公の孫、大織冠たいしよくくわんの曾孫藤氏南家の族長太宰、帥豊成、其第一嬢子だいいちぢやうしなる姫である。屋敷から一歩はおろか、女部屋から膝行ゐざり出ることすら、たまさかにもせない郎女いらつめのことだ。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)