“譚海”の読み方と例文
読み方割合
たんかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龍介は珈琲コーヒーすすりながら答えた。頸飾事件と云うのは、わが「譚海たんかい」の八月号に乗っていたので、皆様の内には覚えている方もあるでしょう。
骸骨島の大冒険 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
雑誌「譚海たんかい」を主宰して、継続しながら九年間、私の作品を載せてくれ、ともすれば男の子ばかりになりたがる私の作品を
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
百川ひゃくせん君は譚海たんかいの作あり、倶に奇事異聞を記述せるものにて文章の巧妙なる雕虫吐鳳ちょうちゅうとほう為に洛陽らくようの紙価を貴からしめしも、余を以て之を評さしめば
松の操美人の生埋:01 序 (新字新仮名) / 宇田川文海(著)