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坦懐
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たんかい
ふりがな文庫
“
坦懐
(
たんかい
)” の例文
旧字:
坦懷
きらり、名人の目が鋭く光ったかと思うと、おもむろに向き直って、虚心
坦懐
(
たんかい
)
、なんのわだかまりもなく敬四郎にいったことでした。
右門捕物帖:30 闇男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
わしも、思っているところを虚心
坦懐
(
たんかい
)
に申しますから、君も、遠慮なさらず率直に、なんでも言って下さい。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
虚心
坦懐
(
たんかい
)
に
沈着
(
おちつ
)
いて
推敲
(
すいこう
)
鍜練
(
たんれん
)
していられないのが当然であった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
大海のごとき虚心
坦懐
(
たんかい
)
な淡泊さを示しながら、笑い笑いいいました。
右門捕物帖:08 卍のいれずみ
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
“坦懐”の意味
《名詞》
坦懐(たんかい)
わだかまりがないこと。
物事にこだわらないこと。
(出典:Wiktionary)
坦
漢検準1級
部首:⼟
8画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“坦”で始まる語句
坦々
坦
坦道
坦途
坦夷
坦庵
坦率
坦蕩
坦夫
坦懷