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坦夷
ふりがな文庫
“坦夷”の読み方と例文
読み方
割合
たんい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんい
(逆引き)
〔譯〕人一生
遭
(
あ
)
ふ所、
險阻
(
けんそ
)
有り、
坦夷
(
たんい
)
有り、
安流
(
あんりう
)
有り、
驚瀾
(
きやうらん
)
有り。是れ
氣數
(
きすう
)
の自然にして、
竟
(
つひ
)
に
免
(
まぬが
)
るゝ能はず、即ち
易理
(
えきり
)
なり。人宜しく居つて安んじ、
玩
(
もてあそ
)
んで
樂
(
たの
)
しむべし。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
自分の気持も
坦夷
(
たんい
)
で、決して親切でないものではなかった。それが少年に感知されたからであろう、少年も平和で、そして感謝に充ちた安らかな顔をして、竿を挙げてこちらへやって来た。
蘆声
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
かかる場合にも
坦夷
(
たんい
)
の表面の底に行届いた用意を存して居たことであろう。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
坦夷(たんい)の例文をもっと
(3作品)
見る
坦
漢検準1級
部首:⼟
8画
夷
漢検準1級
部首:⼤
6画
“坦”で始まる語句
坦々
坦
坦道
坦懐
坦途
坦庵
坦率
坦蕩
坦夫
坦懷
“坦夷”のふりがなが多い著者
佐藤一斎
秋月種樹
幸田露伴