“險阻”の読み方と例文
新字:険阻
読み方割合
けんそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔譯〕人一生遭(あ)ふ所、險阻(けんそ)有り、坦夷(たんい)有り、安流(あんりう)有り、驚瀾(きやうらん)有り。是れ氣數(きすう)の自然にして、竟(つひ)に免(まぬが)るゝ能はず、即ち易理(えきり)なり。人宜しく居つて安んじ、玩(もてあそ)んで樂(たの)しむべし。
大約(おほよそ)道(みち)の四五里(しごり)も進(すゝ)んだと思(おも)ふ處(ところ)から山(やま)は益々(ます/\)深(ふか)くなり、路(みち)はだん/\と險阻(けんそ)になつたが、元氣(げんき)なる武村兵曹(たけむらへいそう)は、何(な)んでも日沒(ひぐれ)までには二十里(り)以上(いじやう)を進(すゝ)まねばならぬと勇(いさ)み立(た)つ。
然(しか)し、此(この)冐險鐵車(ぼうけんてつしや)の特色(とくしよく)は水中(すいちう)の他(ほか)は如何(いか)なる險阻(けんそ)の道(みち)でも進行(しんかう)し得(え)ぬといふ事(こと)はなく、險山(けんざん)を登(のぼ)るには通常(つうじやう)の車輪(しやりん)の他(ほか)に六個(ろくこ)の強堅(きようけん)なる齒輪車(しりんしや)と、車室(しやしつ)の前方(ぜんぽう)に裝置(さうち)されたる螺旋形(らせんけい)の揚上機(やうじやうき)