險阻けんそ)” の例文
新字:険阻
〔譯〕人一生ふ所、險阻けんそ有り、坦夷たんい有り、安流あんりう有り、驚瀾きやうらん有り。是れ氣數きすうの自然にして、つひまぬがるゝ能はず、即ち易理えきりなり。人宜しく居つて安んじ、もてあそんでたのしむべし。
大約おほよそみち四五里しごりすゝんだとおもところからやま益々ます/\ふかくなり、みちはだん/\と險阻けんそになつたが、元氣げんきなる武村兵曹たけむらへいそうは、んでも日沒ひぐれまでには二十以上いじやうすゝまねばならぬといさつ。
しかし、この冐險鐵車ぼうけんてつしや特色とくしよく水中すいちうほか如何いかなる險阻けんそみちでも進行しんかうぬといふことはなく、險山けんざんのぼるには通常つうじやう車輪しやりんほか六個ろくこ強堅きようけんなる齒輪車しりんしやと、車室しやしつ前方ぜんぽう裝置さうちされたる螺旋形らせんけい揚上機やうじやうき