“易理”の読み方と例文
読み方割合
えきり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天文や易理えきりは、それが為に、最高な学問だった。いやすべての学問——たとえば政治、兵法、倫理までが、陰陽の二元と、天文地象の学理を基本としていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
〔譯〕人一生ふ所、險阻けんそ有り、坦夷たんい有り、安流あんりう有り、驚瀾きやうらん有り。是れ氣數きすうの自然にして、つひまぬがるゝ能はず、即ち易理えきりなり。人宜しく居つて安んじ、もてあそんでたのしむべし。