“易水”の読み方と例文
読み方割合
えきすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この句の「尼」と甘酒の「甘」とが掛言葉になって、それがこの句の主な趣向になっておる。易水(えきすい)の句などに比べると同じ蕪村の句でも下等な句である。
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
今宵(こよい)こそはと最後の死をけっして、石門(せきもん)九ヵ所(しょ)のかためを越(こ)え、易水(えきすい)をわたる荊軻(けいか)よりはなお悲壮(ひそう)な覚悟(かくご)をもって、この躑躅(つつじ)ヶ崎(さき)の館(たち)にしのびこんだ竹童であった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つぶりて折節橋の上で聞くさわぎ唄も易水(えきすい)寒(さぶ)しと通りぬけるに冬吉は口惜(くや)しがりしがかの歌沢に申さらく蝉(せみ)と螢(ほたる)を秤(はかり)にかけて鳴いて別りょか焦れて退(の)きょかああわれこれを
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)