トップ
>
『蘆声』
ふりがな文庫
『
蘆声
(
ろせい
)
』
今を距ること三十余年も前の事であった。 今において回顧すれば、その頃の自分は十二分の幸福というほどではなくとも、少くも安康の生活に浸って、朝夕を心にかかる雲もなくすがすがしく送っていたのであった。 心身共に生気に充ちていたのであったから、毎 …
著者
幸田露伴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約34分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
撓
(
しお
)
和
(
あ
)
後
(
しりえ
)
下
(
おろ
)
面
(
も
)
些
(
ちと
)
傍
(
かたえ
)
一
(
いっ
)
下端
(
したば
)
候
(
うかが
)
緒
(
ちょ
)
称
(
しょう
)
団
(
まる
)
尾
(
ひき
)
復
(
ふたた
)
首
(
かしら
)
間
(
かん
)
続
(
つな
)
此辺
(
ここら
)
樹下
(
じゅか
)
是
(
かく
)
拙
(
せつ
)
往復
(
ゆきかえ
)
退
(
ど
)
行掛
(
ゆきがけ
)
茶店
(
ちゃや
)
疾
(
とっ
)
焦
(
あせ
)
沸
(
に
)
母
(
っか
)
尾
(
ぴき
)
鴨
(
がも
)
上
(
あが
)
頬被
(
ほおかむ
)
間
(
けん
)
中
(
あた
)
予
(
よ
)
距
(
さ
)
起出
(
おきで
)
出
(
い
)
狡
(
こす
)
無念
(
しん
)
点頭
(
てんとう
)
水禽
(
すいきん
)
柔
(
やさ
)
宜
(
い
)
杭
(
ぐい
)
撈
(
すく
)
得
(
とく
)
己
(
おのれ
)
一具
(
いちぐ
)
魚
(
うお
)
餌桶
(
えさおけ
)
餌
(
え
)
阿呆
(
あほ
)
間半
(
げんはん
)
間
(
あいだ
)
鉤
(
はり
)
釣魚
(
ちょうぎょ
)
釣
(
つり
)
遥
(
はるか
)
途断
(
とだ
)
込
(
こみ
)
蹲
(
しゃが
)
跳出
(
はねだ
)
裾短
(
すそみじ
)
蛇口
(
へびくち
)
羨
(
うらやま
)
終
(
しま
)
籠
(
こ
)
竿頭
(
さおさき
)
突掛
(
つっか
)
畔
(
くろ
)
現前
(
まのあたり
)
爽
(
さわや
)
父
(
とっ
)
潮
(
しお
)
消耗
(
しょうこう
)
欺
(
だま
)
機
(
しお
)
楽
(
たのし
)
易
(
か
)
明日
(
あした
)
打返
(
うちかえ
)
悉皆
(
すっかり
)
怜悧
(
りこう
)
徳利
(
とっくり
)
往還
(
ゆきかえ
)
彼処
(
あすこ
)
引冠
(
ひっかぶ
)
度
(
たび
)
反顧
(
はんこ
)
寛
(
ゆる
)
小魚
(
こざかな
)
凝然
(
じっ
)
問
(
とい
)
小草
(
おぐさ
)
下
(
くだ
)
宜
(
よ
)
大
(
おおい
)