“途断”のいろいろな読み方と例文
旧字:途斷
読み方(ふりがな)割合
とぎ80.0%
とだ13.3%
とぎれ6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“途断”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
二人ふたりの言葉は一寸ちよつ途断とぎれた。そして何所どこへともなく目的あてどなくあるいて居るのである。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
里の市が流して行く笛の音が長く尻を引いて、張店はりみせにもやや雑談はなし途断とぎれる時分となッた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
しばらく彼も我も無念しんになって竿先を見守ったが、魚のあたりはちょっと途断とだえた。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
音の途断とだえたすきをねらって、気違いのように走って行く。弾丸がな、ひとつでも当れば、物すごい勢で、ぶったおれる。皆前進して、焼け果てた広っぱに独りよ。ひとりで、もがいている。そのうちに、動かなくなり、呼吸をしなくなってしまう。顔はゆがんだまま、汚い血潮は、泥と一緒に固まってしまう。
桜島 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
途断とぎれ々々に、町へ来る近村の男女に会つた。彼は然しそれに気がつかぬ。何時しか彼は吉野との友情を思出してゐた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)