トップ
>
途切
ふりがな文庫
“途切”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とぎ
86.8%
とぎら
7.5%
とぎれ
5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とぎ
(逆引き)
それで暫らく二人の無邪気な会話は
途切
(
とぎ
)
れたが、着物を畳んでいるお君の手は休まない。米友は両手で
顋
(
あご
)
を押えて下を向いていたが
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
途切(とぎ)の例文をもっと
(46作品)
見る
とぎら
(逆引き)
「そうです、そうです。けれども
彼
(
あ
)
れが僕の
做
(
な
)
し得るかぎりの秘密なんです。」と言って
暫
(
しば
)
らく言葉を
途切
(
とぎら
)
し、気を
塞
(
つ
)
めて居たが
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
途切(とぎら)の例文をもっと
(4作品)
見る
とぎれ
(逆引き)
また
途切
(
とぎれ
)
がちな
爪弾
(
つまびき
)
の
小唄
(
こうた
)
は見えざる
河心
(
かわなか
)
の
水底
(
みなそこ
)
深くざぶりと打込む夜網の音に
遮
(
さえぎ
)
られると、厳重な
御蔵
(
おくら
)
の構内に響き渡る夜廻りの拍子木が夏とはいいながら
夜
(
よ
)
も早や
初更
(
しょこう
)
に近い露の冷さに
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
途切(とぎれ)の例文をもっと
(3作品)
見る
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“途”で始まる語句
途
途中
途端
途々
途方
途絶
途轍
途次
途上
途断
“途切”のふりがなが多い著者
南部修太郎
下村湖人
夏目漱石
アントン・チェーホフ
小林多喜二
中里介山
葉山嘉樹
有島武郎
高浜虚子
江戸川乱歩