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途切
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とぎら
ふりがな文庫
“
途切
(
とぎら
)” の例文
「そうです、そうです。けれども
彼
(
あ
)
れが僕の
做
(
な
)
し得るかぎりの秘密なんです。」と言って
暫
(
しば
)
らく言葉を
途切
(
とぎら
)
し、気を
塞
(
つ
)
めて居たが
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
次の
間
(
ま
)
の時計が九時を
打出
(
うちだ
)
した時
突然
(
とつぜん
)
格子戸
(
かうしど
)
ががらりと明いた。
其
(
そ
)
の明け
様
(
やう
)
でお
豊
(
とよ
)
はすぐに
長吉
(
ちやうきち
)
の帰つて来た事を知り急に話を
途切
(
とぎら
)
し
其
(
そ
)
の
方
(
はう
)
に
振返
(
ふりかへ
)
りながら
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
すいつちよよ、なぜに聲をば
途切
(
とぎら
)
すぞ。
そぞろごと
(旧字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
次の
間
(
ま
)
の時計が九時を打出した時突然
格子戸
(
こうしど
)
ががらりと明いた。その明けようでお豊はすぐに長吉の帰って来た事を知り急に話を
途切
(
とぎら
)
しその方に振返りながら
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“途”で始まる語句
途
途中
途端
途々
途方
途絶
途轍
途次
途上
途断