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『そぞろごと』
ふりがな文庫
『
そぞろごと
(
)
』
○ 山の動く日來る。 かく云へども人われを信ぜじ。 山は姑く眠りしのみ。 その昔に於て 山は皆火に燃えて動きしものを。 されど、そは信ぜずともよし。 人よ、ああ、唯これを信ぜよ。 すべて眠りし女今ぞ目覺めて動くなる。 ○ 一人稱にてのみ物書 …
著者
与謝野晶子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「青鞜 第一卷第一號」青鞜社、1911(明治44)年9月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
女
(
をなご
)
降
(
ぶり
)
小
(
ちひさ
)
解
(
ほぐ
)
來
(
きた
)
祖母
(
そぼ
)
蛙
(
かへる
)
冷
(
つめた
)
多
(
さは
)
華奢
(
くわしや
)
水銀
(
みづがね
)
手握
(
てづか
)
愛
(
め
)
汝
(
な
)
玩具
(
おもちや
)
男
(
をとこ
)
甘
(
あま
)
途切
(
とぎら
)
た
(
そし
)
中
(
なか
)
倦
(
あ
)
額
(
ひたひ
)
雨漏
(
あまもり
)
開
(
ひら
)
土器
(
どき
)
大口
(
おほぐち
)
姑
(
しばら
)
芥
(
あくた
)
脹
(
ふく
)
細身
(
ほそみ
)
篳篥
(
ひちりき
)
薄手
(
うすで
)
青玉
(
せいぎよく
)
蚊帳
(
かや
)
碎
(
くだ
)
石鹹
(
しやぼん
)
省
(
はぶ
)
鰓
(
えら
)
戰
(
そよ
)
一息
(
ひといき
)
傳
(
つた
)
兒等
(
こら
)
初秋
(
はつあき
)
喉
(
のど
)
喫
(
の
)
如
(
ごと
)
寢汗
(
ねあせ
)
慳貪
(
けんどん
)
懶
(
ものう
)
玻璃
(
はり
)
撓
(
たわ
)
方形
(
はうけい
)
暑
(
あつ
)
有
(
も
)
櫛笥
(
くしげ
)
泡
(
あわ
)
泥田
(
どろた
)
湯瀧
(
ゆだき
)
爪繰
(
つまぐ
)