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細身
ふりがな文庫
“細身”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほそみ
83.3%
さいしん
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほそみ
(逆引き)
細身
(
ほそみ
)
造りの大小、羽織
袴
(
はかま
)
の盛装に、意気な
何時
(
いつ
)
もの着流しよりもぐっと
丈
(
せい
)
の高く見える
痩立
(
やせだち
)
の
身体
(
からだ
)
は
危
(
あやう
)
いまでに前の方に
屈
(
かが
)
まっていた。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その時私の指してる大小は、
脇差
(
わきざし
)
は
祐定
(
すけさだ
)
の丈夫な
身
(
み
)
であったが、刀は
太刀作
(
たちづく
)
りの
細身
(
ほそみ
)
でどうも役に立ちそうでなくて心細かった。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
細身(ほそみ)の例文をもっと
(10作品)
見る
さいしん
(逆引き)
細身
(
さいしん
)
、
柳腰
(
りうえう
)
の人、
形態
(
けいたい
)
の
風
(
かぜ
)
にも堪へざらむ、さまでに
襲着
(
かさねぎ
)
してころ/\
見悪
(
みにく
)
からむを恐れ、裾と袖口と襟とのみ二枚重ねて、胴はたゞ一枚になし、以て三枚襲に合せ、下との兼用に
充
(
あ
)
つるなり
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
沈光
(
ちんくわう
)
頂
(
いたゞき
)
よりひつくりかへりざまに
梯子
(
はしご
)
を
控
(
ひか
)
へたる
綱
(
つな
)
を
握
(
にぎ
)
り、
中空
(
なかぞら
)
より
一
(
ひと
)
たび
跳返
(
はねかへ
)
りて
劍
(
けん
)
を
揮
(
ふる
)
ふと
云
(
い
)
へり。それ
飛燕
(
ひえん
)
は
細身
(
さいしん
)
にしてよく
掌中
(
しやうちう
)
に
舞
(
ま
)
ふ、
絶代
(
ぜつだい
)
の
佳人
(
かじん
)
たり。
沈光
(
ちんくわう
)
は
男兒
(
だんじ
)
のために
氣
(
き
)
を
吐
(
は
)
くものか。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
細身(さいしん)の例文をもっと
(2作品)
見る
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“細身”で始まる語句
細身の剣
“細身”のふりがなが多い著者
上司小剣
上田敏
福沢諭吉
泉鏡太郎
長谷川時雨
泉鏡花
久生十蘭
与謝野晶子
吉川英治
永井荷風