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細身
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さいしん
ふりがな文庫
“
細身
(
さいしん
)” の例文
細身
(
さいしん
)
、
柳腰
(
りうえう
)
の人、
形態
(
けいたい
)
の
風
(
かぜ
)
にも堪へざらむ、さまでに
襲着
(
かさねぎ
)
してころ/\
見悪
(
みにく
)
からむを恐れ、裾と袖口と襟とのみ二枚重ねて、胴はたゞ一枚になし、以て三枚襲に合せ、下との兼用に
充
(
あ
)
つるなり
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
沈光
(
ちんくわう
)
頂
(
いたゞき
)
よりひつくりかへりざまに
梯子
(
はしご
)
を
控
(
ひか
)
へたる
綱
(
つな
)
を
握
(
にぎ
)
り、
中空
(
なかぞら
)
より
一
(
ひと
)
たび
跳返
(
はねかへ
)
りて
劍
(
けん
)
を
揮
(
ふる
)
ふと
云
(
い
)
へり。それ
飛燕
(
ひえん
)
は
細身
(
さいしん
)
にしてよく
掌中
(
しやうちう
)
に
舞
(
ま
)
ふ、
絶代
(
ぜつだい
)
の
佳人
(
かじん
)
たり。
沈光
(
ちんくわう
)
は
男兒
(
だんじ
)
のために
氣
(
き
)
を
吐
(
は
)
くものか。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“細身”で始まる語句
細身の剣